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機関誌『早稲田短歌』48号通販開始
早稲田短歌48号の通販を開始します。
昨年までは小数部を出版し、主にWeb上で公開していましたが、実際に手に取りたいというお声を多数いただき、印刷部数を増やして販売する方向へ転換しました。
なお、バックナンバーは以下のURLから閲覧することができます。
・バックナンバー
http://wasedatanka.web.fc2.com/wasedatankaweb/index.html
今回の機関誌は本体600円、送料がスマートレターの180円です。沖縄県だけ送れないということはありません。下記のURLから通販サイトにアクセスできます。
・通販ページ
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=a339ca4d30ce5b02

収録内容は以下の通りです。
・特集
石井僚一ロングインタビュー「連作について」
(11/5実施)

・会員作品
阿部圭吾「うつくしい助走」「ソプラノ」
大村咲希「君はセゾン」
尾崎秋南「サーカスの痕」
加賀塔子「舞曲」
小肴多岐「One room」
紺野藍 「グッドバイ、ラビングワールド」
杉澤有彩「ゆめうつつのゆううつ」
杉本茜 「失せもの」
関寧花 「濤声」
髙良真実「複眼」
辻原僚 「猫の王国」「街あかり」
堂那灼風「途絶える、つづく」「遺されたもの」
森川晴 「夜の冒険」
山田純気「海の兄妹」
雪吉千春「ほころび」

・評論
阿部圭吾「大滝和子一首評」
加賀塔子「横山未来子」「大森静佳「異形の秋」連作評」
杉本茜 「堂園昌彦一首評」
堂那灼風「井辻朱美一首評」
髙良真実「短歌バトルの傾向と対策」


また、収録されている連作の中から連作を紹介します。以下は会員の自選一首です。

鳥を放つように開いた手のひらに手相はいつまでも消えなくて/阿部圭吾「うつくしい助走」

光る車列をイルミネーションだと思うようにすることでそばにいられる/大村咲希「君はセゾン」

海を埋め立ててつくった倉庫街のコンクリートに身投げする雨/尾崎秋南「サーカスの痕」

舞ふことをやめし素足にしろき足袋履かせば灯るとおきはなやぎ/加賀塔子「舞曲」

ふたりだけの棺桶として永遠にススキノの観覧車は回る/紺野藍「グッドバイ、ラビングワールド」

体温を測り忘れて夢か現か分からぬほどの憂鬱が来る/杉澤有彩「ゆめうつつのゆううつ」

中くらいの工場が細々やっている みぞれが降った 真実だった/杉本茜「失せもの」

快活さを美点にあげる川沿いの遠くに見えているゴルフ場/関寧花「濤声」

夢で月なんか行くから あけがたの骨は重力差にもだえては/髙良真実「複眼」

街あかりたとえば星を買うためにまだおこづかい、なくさないでね/辻原僚「街あかり」

揺らすのをやめたとしてもしばらくはあなたのために立つ波がある/堂那灼風「遺されたもの」

引用符ポーズかわいい夏の果てきみだけの“死”がそこに生まれて/雪吉千春「ほころび」

堂那灼風「井辻朱美一首評」作者による紹介
『井辻朱美歌集』より、『コリオリの風』に収録された連作「炎のたましい」の表題作について。技術的な話はもちろん、こじつけと掘り下げの微妙なラインで話を広げつつ鑑賞を試みました。ふろしきは広げても“一首”評です。他の歌の話も作家の話も一切していません。この歌を味わい尽くそう。

髙良真実「短歌バトルの傾向と対策」作者による紹介
あるものを良いと感じることには価値判断が介在するため、普遍的客観的に良いものを提示することはできない。しかし、「良いとされる」ものであれば分析が可能である。本稿では短歌バトルにおける「良いとされる短歌」を分析することで、ある場面における「良さ」に対する分析手段の提示を試みた。

以上です。ぜひ手に取ってお確かめください。
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